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2014. 04. 15  
しるべせよ 跡なき波に
漕ぐ舟の ゆくへも知らぬ
八重の潮風


天気が良かったので
行きました。

造幣局の桜の通り抜け

大阪では、凄く有名な花見のスポットだそうです。

幾多の名を持つ
遅咲きの八重の桜と

明日 四度目の望月を迎える
澄み切った月を眺めていると

舟が一艘

新古今の此歌を
思い出した

導いておくれ(はるかな潮路を吹き渡っていく風よ)。
航跡の残っていない波の上を漕いで行く舟。
路もなく、ゆくべき方もわからない波の上をゆくこの舟が
どこへ行くのかも知らない八重の潮風よ。(はるかな潮路を吹き渡っていく風よ。)
この舟の行方を導いておくれ。

大海原の潮風にどう進んでいったらいいかも分からず
さまよっている恋の行方を導いてほしいと願う。

海原をさまよう一艘の小舟に自分をたとえる。
行方定かでないこの恋路。

心に深く秘めたこの恋がどこに行きつくのだろうか
導いておくれとはるかなる潮路を吹き渡っていく風に願いを託す。

八重の潮路を吹く潮風、はるかにつづく大海原。
行方へも定まらず、秘かに漕ぐ小さな一艘の小舟。

スケールの大きな歌。そして大海原の広さに対比した小さな舟を題材に取り上げた。
行方が自分でもわからない恋路。大海原を誰の助けも借りずたった一人でこぎ進めてゆく。

どうしようもない苦しさと孤独が海原を漂う。

「八重の潮風よ! しるべせよ!」 と訴える。

本歌「白波のあとなきかたに行く舟も風ぞたよりのしるべなりける」
古今・恋一 藤原勝臣


そして 始めての
句投なるものにチャレンジしてみました

標(しるべ)せよ
二人見上げた 兎我野の月
花咲き誇る 糸織り成す道を


そんな捻りが終わると
もう一歌 連なり思い出す

道を云はず 後を思はず 名を問はず
ここに恋ひ恋ふ 君と我を見る


世間のしきたりにとらわれません。
これからどうなるか先のことはわかりません。
後ろ指をさされてもかまいません。

いまここにこの私を恋してくださるあこがれのあなたと、
ただひたすらあなを恋しているだけの私がいるだけです。

明治の世間はまだ古いしきたりが幅を利かせていた
と思われるにもかかわらず晶子は大阪堺の親元を出て
東京の与謝野寛(鉄幹)のもとに走った。

親の反対もまた寛に内妻がいることも構わず
ただ歌と恋にかけて東京に出た。

明治34年の夏であった。この晶子の情熱が「みだれ髪」を生んだ。


来年も大阪にいるとは限らない
今年のうちに、行きたかった場所の一つでした。

本当は あなたと


今一度、燦燦とした昼間の時間帯に
行けたら行きたい場所です。

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